「NTFSセキュリティ引き継ぎ」機能を使用する場合の設定(Astack2.2まで)

「NTFSセキュリティ引き継ぎ」機能を使用する場合の設定(Astack2.2まで)

※本情報は、Astack2.2以前に関する内容です。Astack2.3以降では必要ありません。

「NTFSセキュリティ引き継ぎ」機能を使用するためには、以下の操作が必要です。
  1. Astack Controllerの[セキュリティ・連携機能]タブで、「NTFSセキュリティ引き継ぎ」にチェックを入れ、ビルド処理を実施する。
  2. Astack Configuratorのパラメータ「LdapUsersDnString」の値に適切なLDAPクエリを設定する。
LDAPクエリの設定の際は、以下の入力例を参考にしてください。
(例)
ドメイン名:Astack.local
OU名:AstackUsers

LDAP://OU=AstackUsers,DC=Astack,DC=local

  1. LDAPクエリは複数登録できます。
    複数ドメインや並列でOUを配置している場合は、複数のLDAP設定が必要になります。
  2. セキュリティグループについて
    Astackでユーザー情報を取得する為に当画面で設定したLDAPクエリを使用します。その為、ユーザーが実際に所属している組織(OU)を設定して下さい。
    ※ 下位組織(OU)を含めて検索します。
  3. LDAPクエリ文字列について
    LDAPクエリは大文字、小文字が識別されます。Active DirectoryのDC及びOUで入力して下さい。
  4. 上位下位の関係でOUが配置されている場合は、上位OUのみ設定が必要です。


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