Astackの公開コンテンツ ハッシュ化機能に関する制限事項
本記事は、Astackの「パスのハッシュ化」機能に関する不具合についてお知らせします。
Astack で「パスのハッシュ化」機能(下記いずれかの設定)を有効化すると、公開コンテンツのフォルダ名やファイル名をハッシュ化します(出力先フォルダのフォルダ名やファイル名を不規則な文字列に置換して公開コンテンツを作成します)。
- Astack Controllerのライブラリ編集画面で、「公開コンテンツ内フォルダ名ハッシュ化」チェックボックスにチェックをつける
- Astack Controller for WEBのライブラリ編集ウィザードで、「パスのハッシュ化」チェックボックスにチェックをつける
本機能に関して、以下の不具合が確認されています。
- 「パスのハッシュ化」機能を有効にして、且つ「かんたんリンク機能」や「QRコード表示機能」も有効にしたライブラリを作成した場合、「かんたんリンク機能」や「QRコード表示機能」が適切に機能しません。
具体的には、本設定で公開したWebサイト内では、サブディレクトリに保存した文書ファイルを参照するアドレス情報を「かんたんリンク機能」や「QRコード表示機能」から取得しても、各アドレス情報は機能せずリンクエラーが発生します。
※Webサイトのルートフォルダに保存されている文書ファイルのみ、「かんたんリンク機能」や「QRコード表示機能」で取得したアドレス情報が機能します。
Astack開発元のNHKテクノロジーズ社では本不具合を確認しており、今後のバージョンで改修する予定です。現行バージョンでは、以下のいずれかの形で対処するようお願い申し上げます。 - 「パスのハッシュ化」機能を有効化するライブラリでは、「かんたんリンク機能」や「QRコード表示機能」は使用しない
もしくは、「かんたんリンク機能」や「QRコード表示機能」を使用する必要があるライブラリについては、「パスのハッシュ化」機能を有効化しない