「NTFSセキュリティ引き継ぎ」機能を使用する場合の制限事項

「NTFSセキュリティ引き継ぎ」機能を使用する場合の制限事項

Astackの「NTFSセキュリティ引き継ぎ」機能に関する制限事項についてご説明します。

変換元フォルダ内のフォルダに対してアクセス権ルール「許可」のユーザー(またはグループ)を設定してから、Astackの「NTFSセキュリティ引き継ぎ」機能を有効にしてサイト作成すると適切なアカウント情報及びアクセス権が変換後データへ継承されます。また、変換元フォルダ内のフォルダに対してアクセス権ルール「拒否」のユーザー(またはグループ)を設定した場合も、適切なアカウント情報及びアクセス権が変換後データへ同様に継承されます。

ただ、変換元フォルダ内の元文書ファイルに対してファイル個別にアクセス権ルール「拒否」のユーザー(またはグループ)を設定してサイト作成した場合、以下の制限事項が生じることを確認されています。

公開先フォルダ内に作成される文書ファイル単位の変換後データに対しては、元文書ファイルと同一のアカウント情報が反映されます。
 ただし、そのアカウント情報に対するアクセス権については、(「拒否」ではなく)「許可」設定が一律で適用されます。

本制限事項については、Astack開発元のNHKテクノロジーズ社へ改修を依頼しております。

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